チーム京都

【チーム京都ML】見分けるアイデア・・・「恋に落ちるリスト」あげます【TK011】
2025年1月21日
みなさま  林です。  前回は本音と建て前の見分け方・・・みたいなお話しでした。  今回はその続きで、どのような方法が良いのかというアイデア集です。  どこかで聞いたことがあるなと思われることもあるかもしれませんが、御容赦ください。  運動をきちんとしているかをどのように評価するか?  運動神経のデキによって、同じ競技でもできたりできなかったりする人がいます。そういうとき、「本当に頑張っているかどうか」を評価するには、「心拍数100を超えた時間の長さ」を目標とする方法があります。運動ができる人もできない人も、かなり公平に評価できます。  何でも良いから心拍数を上げる運動をしている時間を規定すれば、個々人の能力に応じてガンバリ度が分かるという仕組みですね。  ワタシが好みなのは、説得して意思の力で何かさせるというのではなく、自然とそうなる、行動が自然と変化する・・・という環境づくりとか仕組みづくりです。  残業を減らすにはどうするか?  しないようにしましょ~とか言っても減らないのですよね。  物理的にできなくする。電気を消してしまうというのがあります。持ち帰りも許さない。  他には、インターバル規制というのもありますね。前日の終了時刻から、11時間を経ないと次の勤務ができないとか。  残業規制というのは、社員の健康を維持するというのはもちろんですが、人件費削減という効果もありますよね。  社員の健康を維持するのには、他の方法もあります。  睡眠目標を立てる・・・です。これはカンタンです。睡眠6時間とか、7時間とか目標を立てさせるわけです。  睡眠日誌を付けることを義務づけるのも良いですね。  自殺予防対策のときに申し上げたことにつながっています。悩みとか相談体制とか精神科受診とか言うまえに、一番受入れられやすいのは睡眠です。  睡眠時間を決めるのではなく、睡眠2時間前は飲食しないとか、睡眠部屋の温度を保つとか、昼休み中に15分以上の昼寝をするとか、いくらでも応用ができます。  睡眠が充実すれば、巡り巡って仕事への満足度も上がって、離職防止にもつながっています。  離職といえば、Googleが調査した有名な研究で、仕事の効率を上げる唯一の共通原則は、「心理的安全性の確保」というを予防するにはどうするか?ということです。 (例えば https://research.lightworks.co.jp/psychological-safety )  仕事への満足度を高めることにもつながります。  心理的安全性の確保はいろんなところで言われているので、仕事への満足度というときに、周りの影響が大きいです。  給料を上げるとか、褒めるとか、肯定するとかもモチベーションには大事でしょうが、まずそもそも「楽しい」かどうかは気にした方が良い。  で、本当に仕事が楽しいのかどうかは人それぞれでどうにもならないところもあります。まず、経営者が、上司が、センパイが、楽しそうかどうか?が重要です。  楽しそうじゃ無いのに、楽しくは思えません。特に新採とか経験年次が浅い社員の周りには、仕事を楽しそうにする人を配置した方が良いと思っています。  楽しそうに仕事する・・・というのは、他の場面でも成り立ちそうです。  チームで仕事をするときの実績は、部下が相談してくれるか、失敗を早めに報告してくれるかが重要なポイントですよね。  部下が相談できるかどうか?これはチーム内での管理職の評価にもつながりますね。  これは、忙しそうにしない、ことが非常に重要。「暇そうで楽しそうやな」と思われるくらいで無いと相談しづらい。  忙しそうな人には相談しづらいですからね。相談して欲しい・・・と思っても、相談しづらい雰囲気の最たるものが「忙しそう」ですから。  こういうのは子育てでも同じですよねぇ。勉強しろ・・・というのはどの親でも言うのでしょうが、では勉強が楽しいと思わせているか?が問題です。  どれだけ、「将来大事だぞ」って言ったところで、頭で分かってもやる気が出ないんですから。まずは、親の方が勉強を楽しそうにしているか?楽しいと思っているかが重要だと思っています。なお、ここでいう勉強は、仕事関係は除きます。  自分でも、勉強が苦しい、やりたくないと思っているのに、子ども(血がつながっていようが別人格です)にやらせようとするのでしょうか?  将来困るとか言われても、親が苦しいとか楽しくないと思っている(だから普段から勉強してない)のに、なんで子どもが勉強するんでしょうか。  かつて、婚活支援の仕事をしていた時、どうやったら結婚にまで持って行けるのか?をしみじみ調べてました。  婚活センター周辺の喫茶店地図とか、婚活パーティーの進め方とかいろいろ試行錯誤しました。  結婚にまで持って行く・・というのは、どうやって口説くのか?にも通じます(口説くという表現自体が古くさいですね。。。)  結婚にまで至るには、つまるところお互いに情報開示をして、感情を共有し合うというプロセスを経ることが必要です。  何人かにお伝えしたことがありますが、アメリカ心理学会で親密になる質問という論文があります。要するに、「恋に落ちる質問リスト」を研究したものです。リストにある質問をお互いにするのですが、実際に大学のゼミ生同士にこのリストを使わせてみると、何組かのカップルができて、その後結婚したそうです。  で、有名なコラムニストが同じことをやってみて、ホンマや!というのをニューヨークタイムズやTEDで発表しています。 Falling in love is the easy part | Mandy Len Catron https://youtu.be/3aYWvujaT6M?si=fx9IjpmeEXz_dvIs  この動画、発表者が綺麗な方(ココ重要)で、内容も非常に面白いです。  この動画を見ると、きっとやってみたくなると思います。  別に口説きたい人じゃ無くても、彼氏や彼女、夫や妻でも問題ありません。  ワタシは、実際に婚活センターで使ってもらいたくて、試行錯誤してリストを配布してました(マジです)。  というわけで、チーム京都のみなさまに無償配布しましょう。  くれぐれも、チーム京都の会員のみなさまのみが使用して下さい。外部にばらまくのは厳禁です。  パスワード設定しておきます。 パスワードは、 teamkyoto です。  もし使ってみたよ!って方は、是非その結果を報告して下さい。  悪用厳禁です・・・という固いことは言いませんので、悪用でも何でも、兎に角使ってみてもらえば光栄です。