チーム京都

【Team京都 新中国だより】20221209
2022年12月27日
お世話になります。安倍@上海です。 中国の”今”をリアルタイムで発信するTeam京都中国だより~です。 出来るだけ定期的に情報発信して皆さんに中国をもっと知ってもらおうと思います。 上海もコロナ規制緩和~ ここ数日でコロナ関連の規制が一気に緩和されてきました。 前回に続き健康コードの話をするつもりですがもう必要なくなるかもしれません。 僕たちが使っている携帯電話には「微信」(WeiChat)と「支付宝」(アリペイ)と言うアプリがほとんどの人にインストールされています。 とにかく便利で買い物決済からチャットしかもビジネスユーズででも使っています。 このアプリの中のショートプログラムに「健康码」「通信行程卡」と言うのがあってこの2つは必須アプリになっています。 特に「健康码」は地下鉄入り口やデパートの入り口にQRコードが貼ってありそれをスキャンすると自分のPCR検査記録が見え3日以内にPCR検査を受けると緑色になります。この緑色のコードが無いと交通機関はもちろんデパートや料理屋にも入れません。 「通信行程卡」の方は過去2週間に自分が移動した場所が表示させれます。 これは携帯電話の電波を使っておりどこの基地局からの電波かによって滞在場所を特定するもので、携帯電話の電源を切っていれば履歴に残りません。 ちょっと驚いたのは最近上海の同じ地区でコロナ陽性者が出たらしく、僕の携帯電話にどの場所の何番地で陽性者が出た。「もし体に異変があればすぐに連絡するように」とSNSが届いた。 友達にこんなん来てるけど。と言うと僕のところには来てないと言う人と、何回も来たと言う人等様々でした。 どうやら発見場所にその時近くにいたそれこそ半径数百メートルぐらいに居た人に一斉でSNSを発信しているようです。結構絞り込みが出来ていると思うと僕たちは完全に居場所特定されているという事が分かる。 この仕組みでどこに行くにもこの2つのアプリが必要で施設のQRコードを読むとそこに行ったことが記録され追跡が可能となってます。 ところがこの数日前から政府のコロナ緩和策が発表されてから公共機関利用はこの駅でのスキャンがいらない。とか上海以外から帰ってきた人は3日間毎日PCR必要とかが不要になったりで一気に緩和方向に進んでいます。 中国では政策が発表されると対応速度はとても早い。 このまま海外帰国も隔離無し、VISAも発給すると早くなってほしいと願っています。 ではまた