チーム京都

【Team京都 新中国だより】20250327
2025年3月29日
お世話になります。安倍@上海です。 中国の”今”をリアルタイムで発信するTeam京都中国だより~です。 出来るだけ定期的に情報発信して皆さんに中国をもっと知ってもらおうと思います。 上海で展示会を見に行く 半導体関連の展示会に行ってきました。セミコン・チャイナです。 日本では展示会の規模も集客も減っていますが、中国ではまだまだ展示会産業は健在のようです。中でもセミコンは中国の中でも人気がある展示会の1つだと思います。今回の展示会は上海浦東地区、竜陽路と言うところにある展示会場で以前は上海最大の展示会場だったのですが、今では虹橋地区にバカでかい展示会場が出来ておりその古さも否めないところがあります。 最近行くのが虹橋の展示会場ばかりだったので久々に行ったのですがうちからは遠い。地下鉄で1時間半くらいかかります。しかも地下鉄めちゃ混み。 展示会場には予め登録予約し取得したQRコードが必要で当日でもその場で予約することも出来るようになっている。すごく人気のある展示会は事前予約しか受け付けてなく当日行っても入れないものもある。自動車ショウなんかは事前登録のみだったような気がします。すごい列を並びそれでも入場まで30分もかからず入ることが出来ました。 入って感じた事ですが流石半導体関連、日本の企業がすごく多い、我が京都の会社も沢山出店されていました。こう思うと日本もまだまだ中国で戦っていけるのだと分けわからずも興奮しました。中国の展示会は日本と違って会社の代表者や決裁権の持っている人が多く来ます。その場で交渉や購買が決定するという事が普通に起きています。見たわけじゃないですが今半導体良いのでこの仕事したいと思う投資家が億単位の買い物をその場でしているのかと思うと展示会のきらびやかさにも納得です。 日本企業で無名の或いは日本ではそこそこ名が通っている程度が外国で出展するときどうすれば目が留まるのかを考えながらみているとあることに気づきました。と言うか外国の展示会に来ている日本人(僕)の目に留まった日本企業とは。 日系は「日本製」「日本生産」とかを掲げてますがあまり興味がわかない、なぜならその企業が大企業で誰もが知っていれば立ち寄るが部品や加工物は中国の技術もかなり上がっていて大概のものは日本製とそん色ないレベルにあるからです。 あとその会社は説明カンバンも全て中国語で書かれていてその中に日本人スタッフと中国人スタッフの3人くらいがいる。大概このパターンでした。(1コマから2コマブース)同じ過ぎて。 その中でオール日本語表示しかも意味不明ののれんみたいなのにこれまた意味不明文字(なんか春爛漫とかかいてあったような)意表を突くようなブースは意外と人が止まっていました。要は目立ってなんぼです。あとアピールするものを1個に絞るのが良いと思います。 例えば3Dカメラ(同時開催でvisionカメラの展示会もやっていた)のブースでカメラ一個展示していて性能と採用例があって3Dカメラを探していたので立ち寄ったのですが、2Dカメラの小型は無いのかと聞いたらごそごそ資料出してきてこんなんが出来るとか出しながら言ってきた。1つに絞ると1コマでも意外とデザインできそうです。でもやっぱ2コマ欲しいですね。 次回展示会に出展するときの参考にしようと思いました。 ではまた。