チーム京都

【Team京都 新中国だより】20240329
2024年3月29日
お世話になります。安倍@上海です。 中国の”今”をリアルタイムで発信するTeam京都中国だより~です。 出来るだけ定期的に情報発信して皆さんに中国をもっと知ってもらおうと思います。 安徽省に行ってきました。黄山と言うところのふもとの町で徽州歙县(huīzhōu Shèxiàn)難しい字なのですが徽州は安徽省の旧名で歙县の歙が地名、县が県ですが日本で言う郡(村の集まり)になります。 この場所は秦の始皇帝時代からあるようで歴史深い場所のようです。 何故このようなところに行ったかと言うと友人がここで開かれる自転車レースに出ると言うので付いていきました。 中国には昔の時代を表現したテーマパークとは少し違うのですが当時を復元したような街並みを残しているとか復元しているみたいなものが沢山あります。 ここ徽州古城も小さいながら城壁があり古くは宋の時代からあるとか。 また近くに黄山と言う大観光地があり黄山旅行のコースにも入っています。 丁度今の時期中国では畑に菜の花が咲きます。畑一面に菜の花の黄色が鮮やかでここ歙县も菜の花畑が有名でもう一つ川と古い町並みが水墨画になっているのが売りです。ちょうど今の季節水墨画に黄色い菜の花畑がマッチしすごく良い雰囲気をだしており沢山の人が写真を撮りに来ます。 菜の花は中国語は油菜花(yóucàihuā)と言って日本語と同じ、菜種油を取るので油がついてのだと思います。中国人にとっても親しみのある花でみなさんこの時期にはいろんな場所で写真を撮っています。そう言えば一面菜の花畑って最近日本で見ていないような気がします。 古い街並みは古城と呼ばれ小さな外壁がありました。僕は西安で城壁になれているためあまり感動は無かったのですが、こじんまりした城下町も風情あるもので観光客も沢山着ていました。改めて西安ってすごいところだったんだと7,8年住んだ西安を思い出しました。 さて安徽省の食事ですが安徽省と言ってもすごく大きく省庁の有るところから本当のド田舎まであり、ここはどちらかと言うと田舎の農村地域で農家菜と言われる料理がだいたいです。その安徽省を代表する料理が臭い魚と呼ばれる料理があります。 発酵させた魚の水煮というか、きれいに皿に盛られて出てくる姿煮なんですがとにかく臭い。のですが、味は本当にうまいのです。 魚は桂魚と言う高級魚でいろんな料理方法があり姿揚げに甘酢餡掛けが日本人には有名かもしれません。しかし、中国に来れれる際は是非この臭い魚食べてください。 まぁ今回は2人だったので店長おすすめ料理3品の中になかったので食べていませんでしたが出てきた魚の頭もおいしかったです。 安徽省は上海からも近く自然豊かな場所多いのでちょっとした旅行には最適化も知れません。次回は体力付けて黄山登山に挑戦したいです。 友人の自転車レースも無事終わり、中国自転車レースに味をしめたのか来月もどこかのレースにエントリーするとか言って張り切っていました。 ではまた。