【Team京都 新中国だより】20231128
2023年11月28日
お世話になります。安倍@上海です。
中国の”今”をリアルタイムで発信するTeam京都中国だより~です。
出来るだけ定期的に情報発信して皆さんに中国をもっと知ってもらおうと思います。
このウィルスは??
病院通いからやっと解放され、お酒、辛い食べ物、海鮮も解禁、来週は上海カニを食べに行く予定です。
今回うちの近くの病院(大学附属病院で結構大きい)に約3週間通ったのですが病院は毎日満員です。
ちょっとシステムを説明すると先ず外科の先生を予約して問診を受けると傷口みて「まだ駄目ね。点滴してね」と言ってパソコンに何やら打ち込む。問診時間3分
診察室を出て精算に並ぶ。窓口でQRコードをかざすと750元とか表示が出るのでアリペイなんかで支払うとこれまたQRコードのついた印刷物を渡される。
今回は薬のみだったのでその紙を持って院内の薬局に行く。印刷物に薬局の6番窓口に行けと書いてある。
薬局で今度は自分の身分証コード(QR)をかざすと薬くれる。今回はペニシリンのアンプル(粉やけど)が48個入った箱を渡される。
それを持って今度は点滴室(別の建物)に行く点滴室は1人づつ区切られたソファーが100から120席ほどありそれぞれの場所に番号が付いている。
受付にさっき貰った薬とQRの印刷物を渡すと、箱の中からアンプルを8個取り出し、残りを返される。そしてまた番号とQRの書かれた紙を渡され、番号の場所のソファーに座って待つ。しばらくすると看護婦さんがワゴンに点滴セットを乗せてやってきてその紙を渡すと「お前の名前は?」と聞いてくる。本人確認の一種なのだろう。僕は「A,B,E」と答える。点滴にも「ABE」と貼ってあるので普通はそのまま針を刺して点滴が始まるのだが有るとき名前はABEと答えたら、お前は少数民族か?と言われた。中国でお前は少数民族かと言われたのは初めてだった。
いや外国人や。なんや外国人か、どこや?。日本や。ああ日本人か。
いやな感じはなく丁寧に針もさしてくれたので嫌われてなくてよかった。(病院は基本的に外国人にやさしい)
点滴が始まって1時間から1時間半で終わる。点滴の薬がなくなったら横についているボタンを押すと看護婦さんが来て針を抜いてくれる。5分ほど針口を押さえて終了。これを2週間以上朝晩やった。さすがにつらい。
長くなってしまったのですがここから今日の本題。
この点滴室は1階が救急で2階が点滴室と小児科、その奥はなんか分らんけどいっぱい寝てる。
日本でもニュースでやっていますが最近子供の肺炎みたいなインフルエンザみたいな病気が流行っていて、連日ものすごい数の子供とその親が来ている。上海は病院も多いので北京のテレビのような酷さはないですがそれでもロビーに臨時受付だして対応していた。
見る限り熱があってぐったりしているような子供は少なく比較的元気そうでしたがとにかく数が多い。点滴室も2列ほど子供専用にして場所を確保していた。中国では風邪をひいてもすぐ点滴をする。
僕が3週間朝晩通っていた時常に小児科がこのような状況だったのでかなり大規模にはやっていると思う。
それで、やっぱり点滴しながら勉強してるんですよ。最近の勉強はタッチパネルでやるらしいのでどこでも出来る?いやそんなことより安静にして早治せよ。と思うが中国の受験戦争は激しい。僕はタオパオでキャンプ用品を物色したり、TikTokでだらだら動画を眺めてる間に。。。
最近では子供から移って親も肺炎のような症状が出ることもあるらしく結構危ない。
とはいっても現在は街中でマスクをする人もほとんどいなく緊張感はそんなにはない。
ここで新しいウィルスやとか噂が流れると中国中パニックになります。ですからそういうことはあってはならないし、そういうことなのでそれをあおりたい人たちもいるので、真実はわかりません。
まぁ毎年学級閉鎖も起きてるし日本の人国比10倍と考えても4000人や5000人病院にいっても普通のような気もします。
いずれにしても子供には罪もないので適切な処理で早く収まってほしいものです。
ではまた。