【Team京都 新中国だより】20231120
2023年11月20日
お世話になります。安倍@上海です。
中国の”今”をリアルタイムで発信するTeam京都中国だより~です。
出来るだけ定期的に情報発信して皆さんに中国をもっと知ってもらおうと思います。
【とりとめもない中国日常のはなし】
広東省広州に出張後上海の病院に通うこと2週間が過ぎています。結局毎日2本のペニシリン点滴を行ってきたのですが今週から1日1回になって薬の量が少し増えました。おかげで1回1時間ぐらいだったのが1時間半くらいかかっています。
ふらふらしながら終わった久しぶりの広州出張ですが広州はすごく小さな店でも入るとボールとお茶を持って来て食器を洗う習慣があり、一番最初広州に来た時はわからなかった。普通にコップにお茶を入れて飲もうとしたら、飲む前にお茶で洗うんやと教えてもらった。他の場所ではない習慣だと思います。(広東料理の高級店とかはあったと思うけど早々入ることもない)
僕は熱があったのでお粥系と肉団子の入ったスープを食べたけどさすが広東料理、味付けはとてもいい。上海で1人で食事となるとほぼラーメン屋か餃子系になるのだけど僕の泊まったホテルの近くには外で食べる串焼き肉の店が多く麺屋みたいなのが無く地元特色料理と書いた店に入って食べた。まぁ発熱で味は良いと書いたが実際はよくわかっていない。
でも日頃普通に食べる普通の店は上海と広州ではかなり違うような気がする。そう言えば西安にいる時は米食文化がなく小麦粉文化なのでほとんど麺だったのが南に来ると米食になる。
味付けも全然違い中国が広いことがよくわかる。そう言えば初めて中国に来た頃、中華料理を食べるため小さい中華料理店に入った。僕の知っている中華料理と言えばチンジャオロースとホイコーロー、餃子。餃子はともかくチンジャオロースとホイコーローはカタカナなので中国語だと思い言ってみるがチンジャオロースは全く通じない。でもホイコーローは通じるのだ!チンジャオロースは発音が全く違うし通じても全然違う料理が出てくる。その点ホイコーローは発音が似ているので何回か言うと通じるのだ。必然的に中華料理はホイコーローばかり食べることになる。
中国で初めての場所が江蘇省の蘇州と言うところで上海の少し北側、新幹線なら30分ぐらいのところ。
蘇州の味付けが中国でもかなり甘口の場所でホイコーローは王将のホイコーローより甘い。マーボー豆腐も日本より全然辛くない。これをさすが本場の中華料理はうまいなとか言いながら食べている。
しかしチンジャオロース、ホイコーロー、マーボー豆腐は四川料理と言われる辛くて痺れる代表料理で僕は西安に住むようになって思い知らされる。
いつものように店に入ってバカの一つ覚えのように「ホイコーロー」を注文する。
すると全く違う料理が目の前に置かれる。見てくれから全く違う。王将でホイコーローとは肉とキャベツのみそ炒めで蘇州のホイコーローもそれに近かった。
ところがここには別物が置いてある。キャベツなんか入ってないし豚肉は脂身多い硬そうな肉やし、小麦粉練って揚げたお菓子みたいなのも入っているし、何より見ているだけで辛そうな唐辛子も山盛り。
お味は。。。激辛!。。。でもなんかめっちゃうまい!
勿論、チンジャオロース、マーボー豆腐なんかもの日本とは別物でこれまたおいしい!
そこに住んでいる人も自分たちの地方の料理に自信を持っていておいしいと進めるものはやっぱりおいしい。
中国の場所は結構行ったのでいろんなところでおいしいものを食べました。同じ中国でもこんなに味付けが変わるのかと驚くこともあり、やはり広さを感じます。僕は大きい(広い)国が好きです。これからおいしい食レポも中国だよりに入れていこうかと思っています。
ではまた。